成田空港は、「ユニバーサルデザイン基本計画」を発表した。
成田空港は、日本の表玄関として多くのお客様を安全・円滑に受け入れる役割を担っており、ユニバーサルデザイン(以下、「UD」という。)については、2017年2月に政府が策定した「UD2020行動計画」において、2020年とその先を見据えて、羽田空港国際線ターミナルとともに「世界トップレベル」の水準の対応を求められています。
そこで、2017年5月に障害者、有識者、空港関係者などで構成される「成田空港UD推進委員会」を設立し、当事者参加による現場視察等を踏まえて課題を明確にしたうえで、UDに関する基本的な考え方や取り組みの方向性等について検討を進めてまいりましたが、今般、成田空港のUDに関する取り組みを推進するための指針となる「成田空港UD基本計画」と、それに基づいて2020年までに実施する具体的な取り組みを決定いたしました。
今後は、本計画に基づく取り組みを着実に推進するとともに、当事者参加を前提とした継続的な向上(スパイラルアップ)を図ることにより、世界トップレベルの水準のUDを実現することで、「多様なお客様が安全・安心・快適に利用できる空港」を目指してまいります。
- 成田空港におけるUD
- 主な取り組み