長野県千曲市と戸倉上山田温泉旅館組合連合会は6月22日、東京の「銀座NAGANO」で観光PRイベントを開いた。市内で行われている体験型イベントや、今年4月に発足した新組織「一般社団法人信州千曲観光局」を紹介した。
旅館組合連合会の若林正樹会長(湯元上山田ホテル)らが、さまざまなイベントや食を紹介。全国の夜景百選に選ばれている姨捨の夜景ツアーは、今年7〜9月は毎日、10〜11月は金、土曜日、12〜3月は土曜日に催行する。見学地のJR姨捨駅はJR東日本が運行を始めた「トランスイート四季島」の乗客向けラウンジがオープンするなど、話題になっている。
市内の里山をガイドとともに巡る「ずくだしサイクリングツアー」「ずくだし街歩きツアー」は通年の催行。地元の文化や市民の普段の生活に触れられるツアーとして人気を集めている。
信州千曲観光局は千曲市観光協会に代わる組織として4月に発足。「観光関係者のみならず、農業、工業、商業と、地域を巻き込んだ”オール千曲”で観光を推進するDMO」(同局・鹿田敦己事務局長)。着地型旅行商品の開発やホームページなどでの情報発信に力を入れる方針だ。
若林会長