第44回「技能五輪国際大会」(WSC)が14日から19日まで、アラブ首長国連邦のアブダビで開催される。日本からは40職種に45人の選手が参加し、厚生労働省によると、2選手が観光関連業種という。
WSCは国際的に技能を競うことで、参加国・地域の職業訓練の振興と技能水準の向上を図ると共に、青年技能労働者(満22歳以下)の交流と親善を目的に開催されている。原則2年ごとに開かれ、70年、85年、2007年は日本で開かれている。
今回のアブダビ大会は日本を含め、58カ国・地域から約1300人の選手が参加する予定で、51職種で競技が行われる。観光関係では西洋料理部門で横浜ロイヤルパークホテルの青木絵里子さん、レストランサービス部門で宮崎観光ホテルの奥野さゆりさんが出場する。
第43回のブラジル・サンパウロ大会では、日本は金5個、銀3個、銅5個のメダルを獲得、国別で3位に入賞するなど優秀な成績を収めている。