観光産業への支援強化を要望した（国交大臣室で）
国際往来再開へ水際対策緩和も求める
日本観光振興協会（日観振、山西健一郎会長＝三菱電機シニアアドバイザー）は15日、「ワクチン・検査パッケージ」の活用を通じたＧｏ Ｔｏトラベル事業の早期再開などを求める要望書「ワクチン接種の進展に伴う観光再起動に向けた緊急要望」を斉藤鉄夫国土交通相に提出した。観光産業、地域経済のコロナ禍によるダメージは大きいと訴え、来年度も含めた長期的、継続的な観光支援策の実施も要請した。
要望書では、Ｇｏ Ｔｏトラベルの早期再開や、国が都道府県に補助金を交付している「県民割」などの旅行範囲の拡大を求めている。「できる限り速やかに、ワクチン・検査パッケージを活用して、いわゆる県民割の近隣県・エリアへの拡大や必要に応じて改善されたＧｏ Ｔｏトラベル事業の再開を強く要望する。事業の再開に当たっては、利用者に分かりやすく、使いやすい制度にしてほしい」。
会員向け記事です。
