総務省がこのほど公表した今年1月の家計調査報告によると、同月の消費支出は1世帯(2人以上の世帯)当たり前年同月比6.1%減の26万7760円と、2カ月連続で減少した。10の費目別では、教養娯楽が宿泊料などの減少で20.3%減、2万2414円と大きく減少した。
費目別では光熱・水道(5.5%増、2万5398円)、家具・家事用品(17.3%増、1万1419円)、教育(2.9%増、8770円)が増加。ほかの7費目が減少した。
教養娯楽は3カ月連続で減少した。宿泊業、国内パック旅行費などの「教養娯楽サービス」が減少した。
交通・通信は3.5%減の3万6906円と、2カ月連続で減少した。鉄道運賃、航空運賃などの「交通」が減少した。
食料は2.2%減の7万4250円と、4カ月ぶりに減少した。飲酒代、和食などの「外食」が減少した。