JR指定休憩店連盟(283会員)は19日、東京・新宿のJR東日本本社会議室で第25回通常総会を開いた。役員改選では新会長に小黒曻己氏(磐梯グループ会長)を選出した。小黒新会長は「6期14年小野寺会長に導いてもらった」と感謝を述べ、「平成6年に発足し四半世紀を迎えた。現状は会員の減少など厳しい運営を強いられているが、送客数だけに捉われず、情報連携を密にして地域の発展、収入の確保に向けて各支部と取り組んでいきたい」とあいさつした。
今総会で退任した小野寺前会長は「昨日に新潟・山形地震が起きるなど、大変な時期にある。こういう時期だからこそ連携を強固にしていかなければならない」と会員の結束を呼び掛けた。
18年度の報告では、豪雨や地震など災害からの復興支援としての協力などが報告された。
19年度の事業では、団体での送客をメインとせず、状況の変化に合わせてJR各社と一体となった地域観光開発のパートナーとしての関係構築を目指す。
小黒会長(左)と小野寺前会長