政府はこのほど、今年5月の月例経済報告を決定した。景気の基調判断は「持ち直しの動きが見られる」と、前月の判断を据え置いた。前月に記載されていた「新型コロナウイルス感染症による厳しい状況から緩和される中で」を削除。新型コロナの文言は2020年3月から記載していたが、今回、2年3カ月ぶりに言及しなかった。
各論では、個人消費を「このところ持ち直しの動きが見られる」と、前月の判断を据え置いた。旅行について、「極めて低い水準が続いているが、国内旅行については持ち直している」としている。
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