山形県の一行が8日、東京の観光経済新聞社を訪問。7月25日の大雨で被害を受けた県内の交通や施設について、最新の情報を伝えた。大石田―新庄間で不通、バス代行となっている山形新幹線は8月10日の始発から運転を再開。新庄―酒田間の一部で復旧工事中の国道47号線は同9日午後4時をめどに片側交互による通行が可能となる。
空の便は山形空港、庄内空港発着とも通常通り運航。バスも都市間高速を含めて通常通り運行している。
主な宿泊施設は最上町瀬見温泉、戸沢村草薙温泉の各1軒が営業を休止も、それ以外は通常通り営業中。観光立ち寄り施設も通常通り営業している。
大雨による被害は県北の最上地方、庄内地方が中心だったが、比較的被害が少ない鶴岡市など庄内地方の南部や村山地方、置賜地方を含めて県内全域で多くの宿泊キャンセルが出ているようだ。
県では被害があった地域の復旧状況などを見て観光客誘致のキャンペーンを実施する計画だ。
本社には山形県東京事務所の鈴木実幸・流通対策課長、同県観光文化スポーツ部観光交流拡大課観光プロモーション担当の大山智子課長補佐、同県観光物産協会東京支部の藤木勝美支部長が訪問した。
左から、鈴木氏、藤木氏、大山氏