新潟県村杉温泉「風雅の宿 長生館」(荒木善紀社長)の料理長にこのほど、三宮宏之氏が就任した。
三宮氏は2000年に老舗料亭「鍋茶屋」(新潟県新潟市)に入社。その後、長生館で研さんを積み、荒木善行前料理長の指導のもと、素材の一品一品に向き合い季節や風情をも美しく器に盛り込んだ料理の数々を提供してきた。入浴がセットになった「月替わり庭園弁当」の販売や、事前予約不要で気軽に利用できるランチ営業の実施など、新しいもてなしの形も積極的に提案してきた。三宮氏は「長生館に入社して19年。今年で44歳になる私は人生のおよそ半分を長生館で過ごしてきた。昔ながらの長生館の味はしっかりと引き継ぎ、今の時代に合わせた料理もさらに勉強して精進していく」と決意を語った。
今後も新料理長のもと斬新かつ意欲的なオリジナルメニューの提案や料理に関する情報発信を行っていくと同館。
新料理長に就任した三宮宏之氏