新潟県は11月22日、観光施策の推進体制を強化するため、産業労働観光部の「観光局」を2019年4月1日から独立部局に格上げすると発表した。知事直轄の部局の新設は12年ぶりという。
多様な地域資源を生かした交流人口の拡大に向け、外国人観光客の誘致や魅力ある観光地づくりなどの取り組みを強化するのが狙い。
観光局は産業労働観光部内に置かれ、観光関係の課を統括している。局の下に「観光企画課」と「国際観光推進課」があるが、独立しても2課体制はそのまま存続する。
知事直轄となることで予算編成の裁量が増すなど権限が拡大、観光施策がやりやすくなる。
花角英世知事