岡山県新見市とJTBグループで旅行・ライフスタイル情報を提供するJTBパブリッシングは5日から、JTBパブリッシングが運営する東京・浅草の直営リアル店舗メディアeditor’s fav「るるぶキッチンASAKUSAエキミセ」で、新見市の食材を使用した「るるぶキッチン×岡山県新見市」特集フェアを実施している。フェアでは「A級の誇り」をテーマに新見から送られた千屋牛、キャビア、ピオーネなど食材を生かしたオリジナルメニューや銘酒を提供する。30日まで。
8日にはるるぶキッチンASAKUSAエキミセでメディア説明会を開催。説明会では新見市の池田一二三市長が「岡山県の西北部に位置する新見では、高梨川の清流や石灰岩の温度差の地の利を生かし、生産者が丹精を込めて農産物などを育てている。また、日本最後のつる牛のルーツである千屋牛も清らかな水で育成されている。今回のフェアでは、新見が誇るA級グルメを『A級の誇り』として紹介する。首都圏の人たちにぜひ新見を知ってもらいたい」とあいさつした。
JTBパブリッシングの今井敏行社長は、「紙は地域の魅力を発信する媒体、キッチンはおいしさで地域の発信を魅力する場所だ。国産で最高峰のワインも食と一緒に味わってほしい」と呼び掛けた。また、新見でおすすめの観光地として、満奇洞、井倉洞の二つの鍾乳洞を挙げた。
フェアでは、中国山地の豊かな自然に恵まれた新見を味わえるオリジナルメニュー6品やワイン、紅茶を提供している。提供しているメニューは次の通り。
千屋牛ロースのコンフィ釜めし(2780円)▽千屋牛ロースのコンフィお塩とお醤油(しょうゆ)で(1680円)▽千屋牛ロースの炙り肉寿司(1貫650円)▽半熟卵のオクラキャビア・ゴマダレソース(780円)▽ピオーネをまるごと閉じ込めたクリームアイス大福(480円)
JTBパブリッシングの青木洋高マネージャーは「るるぶキッチンは地域のPRに重きを置き、手ごろに、良い食材を食べてもらえるように価格も設定している。新見を訪れるきっかけとなれば」と語った。
新見の食材をPRする池田市長(右)と今井社長