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命名・進水式の様子
フェリーさんふらわあは8月30日、2023年春から大阪―大分・別府航路に就航予定の新造船(LNG燃料フェリー)を「さんふらわあ むらさき」と命名した。テーマは「復活ときずな(KIZUNA)」。同船は、1997年から同航路を運航している「さんふらわあ あいぼり」「さんふらわあ こばると」の代替船で、新造船2隻の2番船。
同船は、同社の親会社である商船三井が三菱造船に発注。LNGと重油それぞれを燃料として使用でき、二酸化炭素の排出量削減などを行う高性能Dual Fuelエンジンを搭載している。
同日には命名・進水式を三菱重工業下関造船所江浦工場(山口県下関市)で開催。商船三井の池田潤一郎会長が名前を発表したほか、同船就航予定航路発着地の大阪、大分に縁のあるパラアスリートの中西麻耶さんが支綱切断を行った。
名前は、1912年に大阪商船(現商船三井)阪神―別府航路の開設とともに投入された貨客船「紫丸」に由来している。
船内には、絆と家族のつながりを再認識する場として家族3世代が楽しめ、長距離フェリー初となる「コネクティングルーム」が設置されている。
命名・進水式の様子