日本旅行業協会(JATA)は9月22日、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2017」の会場で、旅行業を目指す学生に向けた「旅行業研究セミナー」を実施する。今年は6年目で、これまで千人以上の学生が受講し、「多くの人がこのセミナーを契機に旅行会社をはじめツーリズム産業に就職している」(JATA)。
観光学の視点から旅行業界最前線の話題までツーリズムを多面的に学べる内容。今年は新たに学生からの希望を受けて人事担当者が登壇するプログラムも組み入れた。
参加資格は旅行会社への就職を目指す大学生。定員は270人。
前半は、沖縄ツーリスト会長の東良和氏が「旅行会社経営者から見た求める人材」、英国サリー大学文学部・人文学部学部長、和歌山大学特別主幹教授のグレアム・ミラー氏が「これからは観光の時代」、JATA広報室長の矢嶋敏朗氏が「旅行業界の最新状況」について講義する。
後半のトークセッションでは、エヌオーイー、小田急トラベル、JTBワールドバケーションズ、東武トップツアーズ、日本旅行の若手社員が「旅行業はこんな所」をテーマに語るほか、エヌオーイー、JTB、東武トップツアーズの採用担当者が参加した学生の質問に答える。