旅行業公正取引協議会(菊間潤吾会長)は、旅行会社に公正競争規約の周知徹底を図るため2019年春季「公正競争規約説明会(基礎編)」を4月に東京、大阪、名古屋などで計9回開催する。
2014年12月に景品表示法が一部改正施行され、消費者庁から「事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置についての指針」が示された。この指針では、景品表示法の考え方を関係従業員に周知、啓発することや、景品類の提供または一般消費者向けの表示に関する事項を管理するため、担当者または担当部門を定めることなどが示され、管理上必要な措置を講じることが義務付けられた。さらに16年4月1日からは課徴金制度がスタートし、事業者には一層の注意が求められている。
今回の説明会では、規約の基本的な理念と内容について、旅行会社の広告制作担当者や広告審査担当者、それらの業務を統括する幹部社員など多くの関係者に周知する。
各会場とも午前が表示規約の部、午後が景品規約の部。午前のみ、午後のみの参加も可能。参加費用は同協議会会員は無料、非会員は3千円。
開催日、開催都市は次の通り。
東京1(4月2日)東京都品川区「きゅりあん」▽大阪1(4日)大阪市北区「天満研修センター」▽東京2(8日)きゅりあん▽那覇(9日)那覇市「八汐荘」▽東京3(11日)きゅりあん▽広島(16日)広島市中区「RCC文化センター」▽福岡(18日)福岡市中央区「天神クリスタルビル」▽名古屋(23日)名古屋市熱田区「名古屋国際会議場」▽大阪2(25日)天満研修センター
詳しくは旅行業公正取引協議会TEL03(3592)1641。