日本政策金融公庫はこのほど、ホテル・旅館など生活衛生関係営業の価格動向に関するアンケート調査を行った。仕入れ価格が前年に比べて「上昇した」企業割合は、ホテル・旅館で93.8%。前年同期の49.5%を大きく上回った。半面、販売価格を「引き上げた」割合は48.9%にとどまった。
調査は8月中旬に実施。ホテル・旅館は180企業が回答した。
ホテル・旅館の仕入れ価格について、このほか「変わらない」が6.2%。「低下」の回答はなかった。
「上昇」の割合は、生活衛生関係営業9業種の中で、ホテル・旅館が最も高かった。以下、飲食業が92.3%、食肉・食鳥肉販売業が90.8%、クリーニング業が88.5%、公衆浴場業が81.8%。
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