帝国データバンクによると、今年上半期(1〜6月)のホテル・旅館経営業者の倒産は62件で、前年同期比で13件増加した。負債総額は761億1400万円で、同185億5300万円増加した。厳しい経済情勢を反映して、件数、負債総額とも高水準で推移している。
昨年上半期で10件以上の倒産があった月は3、4月の計2回だが、今年上半期は3、5、6月と3回に増えている。
負債総額が100億円以上の月も、昨年上半期は3、4月の2回だったが、今年上半期は1、3、4、5月の4回と数を増やしている。
件数増、負債は減 6月単月
6月単月のホテル・旅館経営業者の倒産は14件で、前年同月比10件増加した。負債総額は61億3200万円で、同33億6900万円減少した。