帝国データバンクによると、今年5月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は6件、負債総額は28億5600万円だった。件数、負債総額とも前月比減少、前年同月比増加し、負債総額は今年最少を記録した。
件数は前月比1件減少(14・3%減)、前年同月比2件増加(50・0%増)。
負債総額は前月比22億200万円減少(43・5%減)、前年同月比23億7800万円増加(497・5%増)した。
件数は1月(5件)に次いで、2月と並び今年2番目に低い数字だった。また5カ月連続で1ケタ台にとどまった。
負債総額は今年最少とともに、14カ月連続で100億円の大台を下回った。
1月からの累計は、件数が前年同期比2件減(6・1%減)の31件。負債総額が同22億2200万円減(9・1%減)の222億9900万円。