旅館経営人財育成アカデミーは26、27日、JTB協定旅館ホテル連盟の会員を対象に北海道・阿寒湖で「アドベンチャーツーリズム研修」を開催する。日本でのアドベンチャーツーリズム(AT)のパイオニアである阿寒地域で、アクティビティや自然、文化を実際に体験しながら温泉旅館から体験型リゾートホテルへの変革について学ぶ1泊2日の研修。
会場と宿泊地は「あかん遊久の里 鶴雅」。1日目は鶴雅リゾート取締役でAT団体アンバサダーの髙田茂氏による講演「アドベンチャートラベルを通じた地域の取り組みと将来性について」を聴講した後、夜の森でアイヌ文化に触れる新コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォークエンタテイメント『カムイルミナ』」を体験。2日目はATアクティビティ「不思議な森へご招待プレミアムツアー」に参加する。
また、12月6、7日には兵庫県神戸市の厚生労働省認定・温泉利用型健康増進施設「神戸みなと温泉 蓮」で、「健康」をテーマに温泉を通じて健康増進に取り組む先進事例を学ぶ「ヘルスツーリズム研修」を開催。ヘルスツーリズム認証プログラム体験も行う。
1日目は同館の支配人(予定)による講演「神戸みなと温泉 蓮のヘルスツーリズムについて」を聴いた後、天然温泉やフィットネス、スパ、溶岩浴など館内のヘルスプログラムを自由に体験。2日目はヘルスツーリズム認証プログラム「ウェルネスウォーキングプログラム」に参加する。
ヘルスツーリズム研修は、現在、参加者を募集中。費用は1万円(2人1室利用)。申し込み締め切りは11月19日。