日本修学旅行協会は7月24日、「新学習指導要領のもと教育旅行は今後どのように展開するか」を主題にして「第5回教育旅行シンポジウム」を東京都墨田区の江戸東京博物館で開く。学校関係者、地域振興にかかわる人々、旅行業関係者など多数の参加を呼び掛けている。
新しい学習指導要領が2011年から小学校で、12年から中学校で、13年から高等学校で施行される予定。今年4月には小・中学校の一部で先行実施が始まった。当日のパネルディスカッションでは学校側と教育旅行の受け入れ側の双方の立場から、新しい学習指導要領の特別活動のうち「旅行・集団宿泊的行事」の趣旨を踏まえ、修学旅行を軸とする教育旅行が今後どのように展開されるのかを論じていく。
パネリストは東京都立練馬工業高等学校長の竹内秀一氏、長野県飯山市観光協会事務局長代理の荻原育夫氏、大分県教育旅行誘致促進協議会コーディネーターの小野浩幸氏ほか。パネルディスカッション前の講演では、文部科学省初等中等局視学官の宮崎克志氏が学習指導要領の改訂について解説する。
参加費は1人2千円。情報交換会の会費は5千円となっている。
申し込みなど詳細に関する問い合わせは日本修学旅行協会教育旅行シンポジウム担当(TEL03・5640・8061)まで。