日本商工会議所(東京都千代田区)は、全国各地の旅行商材などを紹介する事業「feel NIPPON」の活用を旅行会社に呼びかけている。
feel NIPPONは、全国の地域資源を活用し、「旅」「食」「技(工芸品など)」の分野で開発された特産品や観光商品の販路開拓を支援するもの。
今年度の 「旅」 分野では、47件の旅行商材が紹介される。多くが体験を取り入れた着地型商品で、旅行会社の商品造成担当者の参考になる資料となっている。
日本商工会議所地域振興部の岡本大輔課長は「まだ世の中に知られていない地域資源を掘り起こし、独自の視点で商材化しているものばかりだ」と掲載している各地の取り組みをPRするとともに「少しでも皆さまの目に留まったら気軽に各地の商議所担当者にお声掛けいただきたい。逆に『こんな商品ができるかも』『こうすればいいのでは』といったご提案・アドバイスもいただきたい」と旅行会社の担当者に訴えている。
日本商工会議所では、旅行会社を対象にfeel NIPPON冊子「バイヤーズガイド(旅)」の配布を2月上旬から予定している。申し込みは以下のURLからできる(http://bit.ly/2ie7xJi)。オフィシャルサイトはhttp://bit.ly/2ieb3n2