日本観光振興協会によると、10月30日から4日間の日程で開かれた「台北国際旅行博(ITF2020)」で、日本ゾーンが最優秀人気ブース賞に選ばれた。
新型コロナウイルスの影響で日台間での相互交流が自由にできない中だったが、30団体・45ブースで日本ゾーンを構成、出展した。
航空会社や旅行会社の多くが出展を見送り、商品の販売も台湾国内に限られたため、来場者は計16万6731人と、昨年の38万4834人を大幅に下回ったが、蔡英文総統も駆けつけ、華を添えた。
来場者からは「早く日本に行きたい」「商品は売っていないのか」といった声が寄せられ、ブースのパネルには「日本がんばれ」といったメッセージシールが300枚以上寄せられた。「日本への旅行の熱を改めて感じた」という。
日本ブースを訪れた蔡総統(左から3人目)=日観振HPから