日本ミシュランタイヤはこのほど、「ミシュランガイド熊本・大分2018特別版」を発行した。熊本、大分両県の飲食店・レストランと宿泊施設、合計562軒を掲載。このうち5軒の飲食店・レストランの食を「二つ星」、17軒の飲食店・レストランと3軒の旅館の食を「一つ星」と評価している。
熊本県は325軒(飲食店・レストラン240軒、宿泊施設85軒)を掲載。このうち「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」と評される二つ星は、日本料理「新屋敷 幸福論」と「瑠璃紺」、すしの「鮨 仙八」で、いずれも熊本市内の店。
また大分県は237軒(飲食店・レストラン142軒、宿泊施設95軒)を掲載。二つ星は日本料理「御料理 はた野」と「菊彩香」で、ともに別府市内の店となっている。
旅館では「亀の井別荘」(由布院温泉)が料理で一つ星(そのカテゴリーで特においしい料理)、宿として「旅館として豪華で最高級、特に魅力がある」と、最高ランクの「赤表示の5」で評価されている。この評価となった星付きの旅館は国内2軒目で、特別版では初。
世界の「おいしい飲食店」を紹介するミシュランガイドは東京版と京都・大阪版が発行され、内容を毎年更新。このほか特別版として北海道版、広島・愛媛版、福岡・佐賀版などが発行されている。