冬柴鐵三国土交通・観光立国担当相は4月29日~5月2日にインドを訪問し、マンモハン・シン首相をはじめ政府閣僚と会談した。今年の日印観光交流年を契機に、現在16万人の相互交流人口を10年に30万人、15年に50万人に増やすため、観光交流拡大への努力を再確認した。査証発給の手続き緩和も双方が努力することで一致した。
冬柴大臣は、30日にシン首相、ソニ観光・文化大臣、1日にレディ都市開発大臣、プラサド鉄道大臣とそれぞれ会談。30日には、日印観光交流年のオープニング式典に出席し、トップセールスを行った。山本繁太郎・国土交通審議官、柴田耕介・総合観光政策審議官らが同行した。
昨年12月には、シン首相が訪日、安倍首相と会談し、「日印戦略的グローバル・パートナーシップ」に向けた共同声明を発表した。これに関連して人的交流の数値目標も合意していた。