楽天トラベルは30日、日本一の朝ごはんの称号を、あつみ温泉萬国屋が獲得したと発表した。詳細は以下の通り。
旅行予約サービス「楽天トラベル」 ( http://travel.rakuten.co.jp/ )は、11月30日(水)、全国の宿泊施設が提供する朝ごはんの日本一を決定する「朝ごはんフェスティバル(R) 2016」のファイナルステージ( http://travel.rakuten.co.jp/special/asafesta )を開催し、優勝を「山形牛の旨味がたっぷり染み出た具だくさんの芋煮汁」と「磯の香 吟醸茶漬け~山形の恵みを添えて~」に決定、ほか各賞を下記の通り発表しました。
優勝 「山形牛の旨味がたっぷり染み出た具だくさんの芋煮汁」
「磯の香 吟醸茶漬け ~山形の恵みを添えて~」
山形県 温海温泉 萬国屋
※地域ならではの歴史・文化・資源を大いに活用した朝ごはんに贈られる「地産地消de朝ごはん賞」も同時受賞
準優勝 「真鯛潮茶漬」
「ニガウリと豚耳のソテツ味噌炒め」
鹿児島県 城山観光ホテル
第3位 「岡山のブランド牛『千屋牛』の熟成フィレカツサンド」
「湯原温泉名産 青大豆豆乳ポタージュ」
岡山県 湯原温泉 我無らん
審査員特別賞
「3種の八幡平スムージー」
「八幡平豊洋卵の厚焼き卵」
岩手県 安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬
「清流育ち秋保米と気仙沼産フカヒレの中華あんかけ粥」
「大地の恵み地元野菜で目覚めの一杯!活力黄金スープ」
宮城県 秋保温泉 ホテル瑞鳳
「ふわふわフレンチトーストに自家製ジャムを添えて」
「あけの金時と温泉たまごのサラダ りんごのドレッシングで」
山梨県 大泉高原 八ヶ岳ロイヤルホテル
ファイナルステージは、11月30日(水)に学校法人服部学園 服部栄養専門学校(東京都渋谷区)にて開催しました。出品されたのは、エントリーされた約1,500の朝ごはんのうち、第1ステージ(一般ユーザーによるウェブ投票と、楽天トラベルに寄せられた過去の宿泊者の「食事」に関する口コミ評価により審査)と、第2ステージ(一般来場者約500人、料理研究家・浜内千波氏、朝ごはんインスタグラマー・山崎佳氏ら特別審査員の試食・投票)を勝ち抜いた6品と、ファイナルステージ用に加えられた6品の計12品です。
ファイナルステージでは、以下5人の審査員が12品を試食。「味(食味、食べやすさ)」、「表現力(美しさ、楽しさ、バランス、色合い)」、「独創性(創意工夫)」、「朝ごはんらしさ(栄養バランスなど、目覚めた身体への配慮)」、「おもてなし(シェフや宿泊施設の思い)」といったポイントを審査し各賞を決定しました。
井上孝之(株式会社文藝春秋 CREA WEB編集長)
神田川俊郎(神田川本店 店主 全日本調理師協会名誉会長/日本食普及の親善大使)
坂井宏行(ラ・ロシェル オーナーシェフ)
武田和徳(楽天株式会社 常務執行役員 ライフ&レジャーカンパニー プレジデント)
田中耕太郎(ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 総料理長・朝ごはんフェスティバル2015優勝)
※50音順、敬称略
優勝した「温海温泉 萬国屋」(山形県)は、山形牛を主役に隠し味として砂糖を入れた甘めの芋煮汁と、山形米「つや姫」から造られた日本酒を出汁に使った茶漬けという、地元の食文化を前面に打ち出した2品で日本一を勝ち取りました。審査員の坂井宏行氏は、「芋煮はまさに地産地消の味で、山形牛は食感が美味。お茶漬もお酒の旨味だけ感じられておいしく食べられました」と高く評価しました。
準優勝の城山観光ホテル(鹿児島県)は、新鮮な真鯛の刺身に、そのカマや中落ちをベースにした潮仕立ての出汁をかける茶漬けと、奄美大島の名産ソテツ味噌を使ったゴーヤと豚耳の炒め物を出品。「潮は透き通っていて、いい取り方をしている。大したもんや!味噌炒めも心に残る味でした」と、審査員の神田川俊郎氏も絶賛しました。湯原温泉 我無らん(岡山県)のカツサンドは、審査員の井上孝之氏が「ビジュアルもよく、写真を撮ってSNSに上げたくなりますね」とコメントしたほどインパクトのある分厚いカツが特徴。「最高!青大豆と豆乳の栄養バランスがとてもよい」と神田川氏が評したポタージュスープとともに、第3位を獲得しました。