アジア8ヶ国 「フライトマナー」に関する意識の国際比較調査
エクスペディアは25日、「フライトマナー」に関する意識の国際比較調査の結果を発表した。日本人の多くが「飛行機で座席を倒さない」、機内での迷惑行為に対して「何も言わずに我慢する」などと回答。大人しい国民性が浮き彫りとなった。詳細は以下の通り。
世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパン(https://www.expedia.co.jp/)は、アジア8カ国18歳以上の男女計8,447名を対象に、フライトマナーに関する国際比較調査を実施しました。
日本人の約3人に1人は機内で「座席を倒さない」と回答、アジアで最も多いという結果になりました。日本人の気質から後ろの人に気を使い、座席を倒せないということの表れなのかもしれません。
また、日本人で「座席を倒す」と回答した人も、そのタイミングは「寝る時」という、必要最低限の時のみ倒していることがわかりました。
【国際比較】機内で「座席を倒さない」と回答した人の割合
日本人が飛行機の中で迷惑だと感じる行為 第1位は「酔っ払い」
機内での迷惑行為について、日本人の回答第1位は「酔っ払い」、続いて「前の座席を蹴る人」、「香水や体臭が臭い人」という結果となりました。その一方で、日本人の4人に1人が「空港や機内で2杯以上のアルコール飲料を飲む」ようで、これはアジアで二番目に多い回答です。酔っ払いに対して迷惑だと考えているものの、アジア内で比較すると、空港や機内でお酒を飲む人は多いようです。
【国際比較】「空港や機内で2杯以上のアルコール飲料を飲む」と回答した人の割合
日本人は最も、機内での迷惑行為に対して「何も言わずに我慢する」
機内で迷惑行為をしている旅行客に対して、日本人の62%が「フライトアテンダントに報告する」と回答、次いで43%が「何も言わずに我慢する」という結果になりました。日本人は「迷惑」と思っていても直接注意していないことがわかります。また、「何も言わずに我慢する」と回答した人の割合は日本人がアジアで最も多く、アジア内で比較しても日本人は我慢する特性があることがわかりました。
【国際比較】機内で迷惑行為をしている旅行客に対して「何も言わずに我慢する」と回答した人の割合
日本人の7人に1人は「一緒に旅行していた人と機内でいちゃいちゃした」経験あり!
一緒に旅行していた人と機内でいちゃいちゃした経験について聞いたところ、日本人の7人に1人は「ある」と回答し、タイに続いてアジアで二番目に多い結果となりました。「空港や機内で2杯以上のアルコール飲料を飲む」人が多いことだったりと、機内での時間を有意義に楽しんでいる日本人の様子が伺えます。
【国際比較】一緒に旅行していた人と機内でいちゃいちゃしたことが「ある」と回答した人の割合
■アンケート概要
■サンプル数:計8,447名
■調査対象:日本、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、インド
■調査期間: 2017年2月 ■調査方法: インターネットリサーチ* 本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がございます