国土交通省は9月25日、日本のクルーズの動向に関する2019年の調査結果を発表した。船内1泊以上のクルーズを利用した日本人乗客数は前年比11.1%増の35万7千人で過去最高を更新した。訪日クルーズの外国人旅客数は同12.2%減の215万3千人だった。
クルーズの日本人乗客数のうち、外航クルーズは同10.9%増の23万8千人、国内クルーズは同11.3%増の11万8千人。
訪日クルーズの外国人旅客数は、中国市場への配船が減り、中国からのクルーズ旅客数が減少したが、3年連続で200万人を超えた。
日本の港湾へのクルーズ船の寄港回数は、外国船社運航、日本船社運航の合計で同2.2%減の2866回となった。