日本修学旅行協会(竹内秀一理事長)は、「第13回教育旅行シンポジウム」を8月22日に東京都内で開催する。主題は「新学習指導要領のもと教育旅行はどこに向かうか」。現在、参加を募っている。
3月に告示された小学校、中学校の新学習指導要領は、学校に「生きる力」を確実に育むことを目指し、生徒に対する「主体的・対話的で深い学び」の構築を求めている。教育旅行も今後、この狙いが反映されるものと予想される。
シンポジウムでは、第一部で文部科学省初等中等教育局児童生徒課長の坪田知広氏が「今後の教育旅行の在り方について~新学習指導要領の実施を見据えて~」と題して講演。新学習指導要領のポイントを解説する。
第二部のパネルディスカッションは、大阪府立大手前高等学校校長の柴浩司氏、東京都狛江市立狛江第三中学校校長の亀澤信一氏、富岡町3・11を語る会代表の青木淑子氏、信州いいやま観光局営業企画課営業係長の清水公一氏、ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルフロントオフィスシニアマネージャーの石川雅朗氏がパネリストとして登壇。竹内理事長をコーディネーターに、学校や受け入れ地が新学習指導要領をどうとらえるかなど意見を交わす。
参加対象は、地方自治体や小学校、中学校、高等学校、大学、観光業の関係者など。参加費は1人2千円(税込み)。
会場は江戸東京博物館(東京都墨田区横網1―4―1)。