日本地域広告会社協会、観光マーケティング分野の実務責任者育成事業 「JLAA観光マーケティング実務責任者」受験申込受付を開始


 日本地域広告会社協会は、観光マーケティング分野の実務責任者育成事業 「JLAA観光マーケティング実務責任者」の受験申込受付を開始した。

 

全国の都道府県に本社を置く広告会社を会員に日本最大の広告会社ネットワークを有する、一般社団法人 日本地域広告会社協会(所在地:東京都港区新橋6-14-5、理事長:後藤 一俊・株式会社中広代表取締役、会員数:75社、略称:JLAA)は、観光マーケティング分野の実務責任者を全国的に育成するため、「JLAA観光マーケティング実務責任者養成事業」を昨年度に引き続き実施します。平成30年12月31日まで受験者を募集しています。

 

昨年度の講座の様子

 

この事業は昨年度から開始したもので、昨年度は、「受講」をして、「課題提出」という方式でしたが、今年度は、「受講」する必要はなく、受験申込後、受講者は10のテーマで構成されているテキストを熟読し「課題を提出する」という方式に変更しました。合否の判定は、基準点を上回ったら、合格となり、修了証が送られます。また、修了証の授与式を兼ねた「修了記念セミナー」を開催し、テキスト執筆者のうち数名が講演する予定です。修了証を受け取った方は、「JLAA観光マーケティング実務責任者」と、名刺などに記載して活動することができます。

 

本事業の対象者としては、観光プロモーションを支援しようとする方(コンサルタント、広告会社社員、研究者など)、観光プロモーション事業を推進する方(地方自治体の職員、観光物産関係外郭団体の職員など)、観光産業に携わる方(旅館、鉄道、飲食などの事業者)、観光産業活性化に関心のある大学生などを想定しています。

 

テキスト

《テキストにある10のテーマ》

テーマ/執筆者/執筆者所属

1)観光概論/山下真輝/株式会社ジェイティービー

2)観光マーケティングの実践-感情価値向上に向けて/吉井 靖/株式会社うぶすな

3)地域ブランディングとDMO/大友信秀/金沢大学

4)世界水準のDMOとポジショニング戦略/山田桂一郎/JTIC. SWISS

5)ビッグデータと観光マーケティング/佐藤純也/株式会社らしく

6)PRの基本と地方自治体にあったトライアングル戦略/菅原 豊/株式会社アンテナ

7)ネットマーケティングとSNS活用/菅野弘達/株式会社ソーシャルメディアマーケティング

8)ストーリーメイク、着地型旅行商品造成/山下真輝/株式会社ジェイティービー

9)スポーツマーケティングの実際/鈴木秀樹/鹿島アントラーズ・エフ・シー

10)地域に求められるDMOの在り方と組織づくり/井上弘司地域再生診療所

 

《昨年度の受験者の声》~~~~

株式会社日宣メディックス(茨城県)

事業企画チーム副チーム長 布施幸則 氏

机上の空論ではなく、実践に基づくリアルな講座内容は非常に実りあるもので、今後、私が業務上求められていく具体的な能力は何なのか?という気づきを得られた講座だと感じます。当社がある茨城県は、空港や高速道路等のインフラに恵まれ、都内からのアクセスも良いというアドバンテージがありますがインバウンドの本格的な盛り上がりはまだ感じられません。講座で得た知識を活かしてビジネスに結び付けていきたいと思います。

 

株式会社 オーエス(東京)

取締役 高橋由彦 氏

今後成長が予測される観光産業を社内事業に取り入れ、新規事業を生み出せないか?ということで資格を受験させていただきました。色々なことを沢山の講師の方から学ばさせていただき、観光産業の今後の発展において、CMO(チーフ マーケティング オフィサー)に何が求められているのかイメージすることができました。資格を取得してからは、中国からのインバウンド対策に関して色々な業界の企業様から相談を受ける機会も増えました。今後は弊社の持つ「WEBマーケティングスキル」「WEBメディアスキル」「観光マーケティングスキル」を活かして課題を抱える自治体様や企業様のお役に立てればと思っております。

 

株式会社ビザビ(岡山)

コミュニケーション局第3営業企画チームマネージャー 池田 篤 氏

行政、特に観光関連の営業を担当しており、日々「観光」「地域ブランディング」「インバウンド」などの知識が求められていたところ、まさに体系的に学びたいと思っていた講座内容でした。独自では一元的に学びにくく、現在世間にも書籍等もなかったので、受講は大変参考になりました。マーケティング的視点からも学べ、今までにない講座でした。受講後、お客さまへのヒアリングでも何が課題か?や最新のSNS活用法など、顧客との関係作り、課題解決にも非常に役にたちました。

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国が推進する地方創生プロジェクトにおいて、外国からのインバウンド旅行客の拡大を含め、地域における観光産業の振興は喫緊の課題となっています。これを受け、観光庁が日本版DMO(*1)の認定事業を推進していますが、その認定DMOの組成要件として重要とされるのがCMO(*2)の存在となります。しかし、観光ビジネスの分野は、現在、マーケティングの知識やノウハウが整理されてなく、観光マーケティングのための実務者が育ちづらい環境になっています。

そこで、全国の、プロモーション分野の専門家である広告会社等で構成される当協会は、平成29年度より、観光マーケティング分野の実務責任者を広く育成していくことを目的として、「JLAA観光マーケティング実務責任者養成事業」を立ち上げ運営しています。

 

*1)DMO(Destination Management Organization デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)

観光物件、自然、食、芸術・芸能、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人

 

*2)CMO(Chief Marketing Officer チーフ・マーケティング・オフィサー)

データ収集・分析等の専門人材

 

<概要>

名 称:JLAA 観光マーケティング実務責任者養成事業

主 催:一般社団法人 日本地域広告会社協会(JLAA)

目 的:観光マーケティング分野の実務責任者の育成

受験料:1名 35,000 円(テキスト代含む)

受験申込締切日:平成30年12月31日

課題提出締切日:平成31年1月31日

修了記念セミナー:平成31年2月後半 ※修了者に連絡

申込方法:当協会ホームページからお申し込みください

http://www.jlaa.jp/

 

◆本事業は、観光プロモーション分野においてマーケティングのスキルやノウハウを身に付けたいと思う方が、観光マーケティング分野の実務家、専門家が執筆したテキストで学習し、課題を提出することによって、観光マーケティング分野における実務責任者を養成しようとする事業です

 

◆テキストは実務家、専門家、9名によって書かれており、非常に内容の濃いものになっています

 

◆受験のお申込みを頂くと、テキストが送付されますので、熟読頂き、指定の課題を提出してください

 

◆提出された課題は、審査を経て、一定の水準以上と認められた場合、修了証が発行されます

 

◆修了証は、テキスト執筆者のうち数名による修了記念セミナー(東京開催)に参加して頂いた際にお渡しします

 

◆修了証を受け取った方は、「JLAA観光マーケティング実務責任者」と、名刺等に記載して活動することができます

 
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