日本旅行はこのほど、創業110周年特別企画として、貸し切り列車で行く福島県への旅を発売した。福島デスティネーションキャンペーン(DC)期間中の4月18日と6月20日各日発の2日間。現地では桜の名所や酒蔵、果樹園などを訪問。車内ではスイーツや地酒の提供、「日本旅行創業110周年オリジナルお猪口」の配布などを行う。
商品名は「福が満開、福のしまへの旅」。「ハイグレード列車“和(なごみ)”」を利用する4月18日発商品は、上野駅から郡山駅まで同列車を利用し、貸し切りバスで民芸品を制作する「デコ屋敷」や樹齢千年以上の「三春滝桜」を見学。翌日は終日フリータイムのコースほか、貸し切りバスで鶴ヶ城や会津の酒蔵を巡るコースがある。
ゆったりとした3列シートの「和」車内では、福島県内の旅館の“若旦那”がスイーツを振る舞うほか、吟醸酒と酒ゼリーのセットも配布する。
「お座敷列車“宴(うたげ)”」を利用する6月20日発商品は、上野駅から福島駅まで同列車を利用。貸し切りバスで“東北の名庭園”「浄楽園」と、「安斎果樹園」を訪問。果樹園ではさくらんぼとブルーベリー狩りに加え、採れたてのフルーツを使ったオリジナルのフルーツタルト作りを楽しんでもらう。翌日は終日フリータイムと「鶴ヶ城と酒蔵」「鶴ヶ城と大内宿」の3コースを設定。
お座敷列車内には、「あったかふくしま観光交流大使」のタレント「なすび」が同乗。スイーツや地酒の振る舞いほか、こけしの絵付け体験を楽しんでもらう。
宿泊は両商品とも磐梯熱海温泉「ホテル華の湯」または土湯温泉「展望天流太子の湯 山水荘」。
4月18日発商品は3万9800円から。6月20日発商品は2万9800円から。