売上高が53%増加
日本旅行は8月23日、2023年度中間決算(1~6月)を発表した。子会社を含めた連結で、売上高が前年同期比52.5%増の1059億6500万円、売上総利益(営業収益)が同42.4%増の279億900万円。営業利益が77億9200万円と前年同期から141.6%増加したほか、経常利益が同123.4%増の80億9300万円と倍増以上。当期純利益は同91.6%増の55億800万円と、約倍増となった。
日本旅行単体は、純利益が同88.8%増の46億4200万円。売上総利益が240億4100万円と、同45.6%増加した。
単体の売上総利益を部門別に見ると、国内旅行が同53.8%増の123億4700万円。国内企画の赤い風船が売上高ベースで同94.7%増と約倍増。JRセットプランを中心にウェブ専用商品の強化に注力したほか、全国旅行支援と連動した商品展開、SDGsの取り組みの一環でカーボンオフセットをJRセットプランに組み込んだ「カーボンゼロ」商品の取り扱い拡大など、社会的需要に対応した商品の拡充に努めた。
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