日本旅館協会の18年度版統計調査によると、旅館の17年度の年間宿泊人員に占める予約経路別の割合は、前年度に比べて「旅行業」(リアルエージェント)経由が4.6ポイント下降して40.3%、「ネット業者」経由が0.9ポイント上昇して25.0%だった。
旅行業経由の比率は、10年度に60%を下回って以降、おおむね下降傾向。ネット業者経由は14年度に20%を超え、上昇傾向にある。
17年度の旅行業経由比率を規模別で見ると、大規模は前年度比9.4ポイント下降の42.7%、中規模は同3.3ポイント下降の37.8%、小規模は同0.9ポイント上昇の31.8%。
17年度は旅行業経由、ネット業者経由のほか、「自社サイト」経由の比率が10.7%。残り24.0%が自社サイト経由以外の直販とみられる。