日本旅館協会関西支部連合会は1月27日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で2021年度第3回理事会、新年互礼会を開いた。岡本厚会長は長引く新型コロナ禍の影響を危惧。「私の施設もキャンセルの電話が鳴りやまない状況だ。これだけ長引けば経営も苦しくなり、Go Toトラベル事業など国の施策に頼らなければならない」と、同事業の早期の再開を希望した。
理事会では本部活動報告と、連合会の事業報告、中間収支報告、各部会事業活動報告を実施。
終了後、大阪観光局の溝畑宏理事長が「IRの現況と今後の展開・関西に及ぼす経済効果」と題して講演した。同局の観光客誘致の取り組み、大阪・関西万博、誘致が実現した際のIRの開業時期について解説。一連の事業が関西全体への波及効果があることをアピールし、連携を求めた。
岡本会長