日本秘湯を守る会(佐藤好億名誉会長、星雅彦会長)は12月21日、第48回定時社員総会を静岡県熱海温泉の大観荘で開いた。159人の社員から59人が出席。2年後に創立50周年を迎える中、共生の理念を今一度確認し、次世代への共有を行うほか、2023年度事業計画案の発表、22年度の収支予算案の承認、事業報告を行った。
冒頭、星会長が「次の時代を見据え、時代の変化を取り入れた成長戦略を行う必要があるが、会が48年間続いてきたのは、スタンプ帳に具現化された共生の理念があったからこそ。その心根、大元にあるものを見失わず、50周年に向けて再度皆で確認したい。一つ山を越えた仲間の宿のために何ができるかを今一度考えてほしい」とあいさつ。スタンプ事業やウェブなどを共に進める日本文化遺産を守る会、日本源泉湯宿を守る会との3部会合同事業の連携を深めていく方針を示した。
22年度の事業報告では、3部会合同事業として、4月からスタンプ帳事業、6月30日から公式ウェブサイトをスタートしたこと、6月25日に3部会の親会として日本温泉文化を守る会が設立されたことが報告された。スタンプ帳は、4月に3万部、6月に3万部、10月に3万部の年間計9万部が作成、発行された。スタンプ帳による招待宿泊は21年11月1日~22年10月31日で8179件だった。このほか、会員宿紹介冊子「日本の秘湯」の22版の作成、キャンペーン展開、精算業務ソフトの新規開発(継続)、ウェブ手数料の売り上げ増による黒字での収支決算などが報告された。星会長は、「ウェブ事業で収益が拡大すれば、会費の徴収もなくすことは可能。客室やプランの提供は積極的にしてほしい」と求めた。
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