日本観光振興協会、UNWTOと業務提携 第2期ガストロノミーツーリズムなど推進


覚書の調印後握手をする日観振の久保理事長(左)とUNWTO事務局長のズラブ氏

 日本観光振興協会と国連世界観光機関(UNWTO)はこのほど、包括的業務提携の覚書に調印した。2015年の第1期締結(15年12月~18年12月)に続く第2期締結で、期間は18年12月から21年12月までとなる。

 締結式には日観振の久保成人理事長、UNWTOのズラブ・ポロリカシュヴィリ事務局長が出席、調印した。

 1期では、共同事業として日本におけるガストロノミーツーリズムの推進に取り組んだ。17年4月にはぐるなびをパートナーに加え、3者でガストロノミーツーリズムに関する調査に着手。「現状と課題、今後の方向性を示すと同時に、全国から17の事例を取り上げた」(日観振)。

 こうした成果を踏まえ、2期は(1)ガストロノミーツーリズム推進のさらなる深化(2)日観振とUNWTOが仲人となり、日本の団体・機関と世界のパートナーとの連携を推進(3)地域におけるUNWTOとの連携モデル事業の推進―などに取り組む方針だ。


覚書の調印後握手をする日観振の久保理事長(左)とUNWTO事務局長のズラブ氏

 
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