日本観光振興協会は1月22日、東京都内で「全国観光ボランティアガイド交流会」を開いた。34都道府県から103人が参加した。
第1部は、佐藤喜久恵・函館観光ボランティア一會の会会長、石関文昭・東京SGGクラブ会長、芳野哲夫・金沢観光ボランティアガイドの会「まいどさん」代表幹事、田浦元・桃源郷雲仙ガイドツーリズム代表らが「観光ボランティアガイドの課題と今後の方向性について」をテーマにパネル討論。コーディネーターはNPO法人横浜シティガイド協会理事の嶋田昌子さんが務めた。
石関氏は外国人観光客の受け入れについて「年間90カ国以上の観光客に対応」「基本的に全て英語。多言語対応をしていきたいが非常に難しい。しかし、せめてあいさつ程度はその国の言葉で歓迎してあげたい」などと述べた。
2部はスキルアップの有効な方策、後継者育成などについてグループ討論した=写真。
日観振によると、ボランティアガイドは全国に約1700以上の組織があり、ガイド数は4万人超となっている。