日露観光当局は6月29日、2020年から23年までの共同活動プログラムに署名した。日本の観光庁とロシア観光庁は、地方間の観光ルートの創設などで協力する。
大阪市のホテルニューオータニ大阪で署名文書の交換式が行われた。日本側は田端浩観光庁長官、ロシア側はオレシュキン経済発展相(署名者はドグゾヴァ観光庁長官)が出席した。
共同活動プログラムでは、23年の訪問者数をそれぞれ少なくとも20万人、合計40万人とする目標の達成に向けて協力を強化。地方の観光活性化のほか、観光プロモーション、観光行事の日程、統計データなどの情報を共有する。