茨城県はこのほど、2016年の観光客動態調査の結果をまとめた。延べ人数の入込客数は前年比8・4%増の6180万9千人となった。観光消費額は同1・3%増の2731億円と推計した。
延べ人数の入込客数は、東日本大震災以前の10年の実績と比べると、15年に13・4%増となり、初めて震災前の水準を超えた。16年は10年比で24・0%増となった。
16年の延べ人数の入込客数の上位5位の市町村は、(1)大洗町454万5千人(2)水戸市373万7千人(3)つくば市369万6千人(4)ひたちなか市362万3千人(5)笠間市361万2千人。
実人数の入込客数は、前年比7・2%増の4137万3千人だった。
観光消費額の内訳は、宿泊観光が1318億1600万円(県内客205億9千万円、県外客1112億2600万円)、日帰り観光が1412億5500万円(県内客414億9900万円、県外客997億5600万円)となった。