観光立国を実現するためには、観光に関連した産業を担う人材の育成が重要になってくる。宿泊業や旅行業に限らず、観光関連産業は多岐にわたる。観光関連のどのような職業に従事するにしても、専門的な知識だけではなく、幅広い教養を身に付けることは重要。そのような人材の育成が求められる。
本シリーズは、観光学を学ぶ学生、観光に関連する実務者を対象に、分かりやすさに配慮した初めての本格的な観光学の教科書だ。
帝京大学の岡本教授は「観光経営の基礎」を執筆し、編集も担当。その他、多くの学識経験者が執筆を担当し、内容は15項目に及ぶ。
なお、続巻として(2)文化ツーリズム学、(3)自然ツーリズム学の発刊が予定されている。
A5判、208ページ。2800円(税別)。問い合わせは朝倉書店営業部TEL03(3260)7631。