ユニバーサルデザインとは高齢者、障害者といった区分なく、誰にでも使いやすいデザインを目指すこと。観光地のユニバーサルデザインの達成方法を示した。
序論では、観光地のユニバーサルデザインの概念や考え方など基本的な事項をまとめた。第1部では、徒歩による観光を基本に置き、自動車交通から開放された歩行者空間の必要性や方策を国内外の事例から探る。第2部では自然環境のなかのユニバーサルデザイン化を提示。第3部では世界遺産のバリアフリーについて、どのように対応するか考察している。
著者は秋山哲男、松原悟朗、清水政司、伊澤岬、江守央の5氏。A5判224ページ。定価は2625円(税込み)。
発行は学芸出版社。