贈答品文化の振興を目指して贈られる「日本ギフト大賞2017」の表彰式が13日、東京都内であり、日本のギフトを代表する「ふるさとギフト最高賞」に宮崎県の「宮崎キャビア1983プレミアム」が選ばれた。
日本ギフト大賞選考委員会(委員長・永井多恵子せたがや文化財団理事長)が最高賞を含め、計57件を選んだ。
宮崎キャビアは、取り出したばかりのフレッシュなキャビアを岩塩のみで薄く味付けしたもので、国際線ファーストクラスの機内メニューに採用されており、昨年のG7伊勢志摩サミットの食事会でも各国首脳に提供された。
ギフト大賞は今回で3回目となるが、新たに伝統文化ギフト賞、伝統工芸ギフト賞、子育て応援ギフト賞を設け、伝統文化ギフト賞には「旧金毘羅大芝居(金丸座)」を選んだ。
話題賞には柏屋(福島)、塩瀬総本家(東京)、大手饅頭伊部屋(岡山)の老舗3社の商品を総称した「日本三大まんじゅう」が選ばれた。3社は「日本三大まんじゅうサミット」を開催、共同で「日本三大まんじゅう宣言」を発表しており、伝統文化や食を世界に伝える取り組みが評価された。
また、感動ギフト賞には東北絆まつり実行委員会の「東北六魂祭」が選ばれている。