経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の昨年11月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、ゴルフ練習場のみ前年同月を上回った。遊園地・テーマパーク(TP)は43.8%減の354億1100万円と、14カ月連続で減少した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が42.2%減少。入場者数は一般が36.6%、団体が53.2%それぞれ減少し、全体で38.2%減少した。
ゴルフ練習場は11.3%増の27億3900万円と5カ月連続で増加。利用者数が11.3%増加した。
ゴルフ場は4.2%減の83億4800万円と3カ月連続で減少。利用料金収入が2.3%減少、利用者数が3.2%増加した。
ボウリング場は32.4%減の7億8400万円と17カ月連続で減少。利用者数が31.4%減少した。
パチンコホールは19.2%減の2040億7800万円と17カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。結婚式場業が50.2%減と、減少幅が大きかった。