第67回「豊公を偲ぶ有馬大茶会」が2、3日に神戸市北区の有馬温泉街で開催された。
豊臣秀吉が妻のねねや千利休らと何度も有馬温泉に湯治に訪れ、茶会を催したこと故事にちなみ、毎年秋に開催されている。
2日には献茶式が善福寺で行われ、表千家の三木町亘行宗匠のお点前が披露された。
茶席は、瑞宝寺公園(野点席)、念仏寺、有馬グランドホテルに設けられ、多くの参加者が訪れた。
紅葉シーズンを迎えた有馬温泉では、気軽に野点を楽しんでもらう「瑞宝寺公園もみじ茶会」を開催。日程は11~13日、18~20日。瑞宝寺公園は、有馬温泉の南東部に位置し、約2500本の楓が紅葉する。お茶券は1人800円。