札幌市内の観光施設やホテルなどで夜景や景観を楽しみながら北海道産のスパークリングワインを堪能してもらうイベント「Sapporo SPARKLING WINE DAYS 2023」が1月8日まで、開催されている。
地元のイベント企画会社「インターリンクジャパン」が札幌の新しい観光コンテンツに、と初めて企画した。
大倉山ジャンプ競技場やさっぽろテレビ塔、JRタワーのレストラン、京王プラザホテルなど11カ所が参加。札幌や小樽、余市、富良野など道内各地のスパークリングワインをそろえ、それぞれオリジナルプランで提供している。
特に38年前に日本で初めて瓶内二次発酵製法によるスパークリングワインが誕生した日である12月20日には、記念企画としてJRタワーでの音楽演奏や参加施設4カ所を周遊する無料バスの運行も行った。
北海道では、近年、ワインづくりへの取り組みが急速に広がり、ワイナリー数も10年前の3倍強の63件にと増加している。
インターリンクジャパンの阿部さおり代表は、「北海道の気候風土がワインづくりに適しており、各地で高品質なスパークリングワインが続々と誕生している。ぜひ、日本新三大夜景の美しい景観とあわせて堪能し、札幌ならではの特別な時間を過ごしてもらいたい」と呼び掛けている。