大阪府と大阪観光局、JR西日本はこのほど、2017年3月に外国人向け観光案内所「トラベルサービスセンター大阪〜おもてなしステーション〜」をJR大阪駅に開設すると発表した。観光案内や旅行相談に関するサービスを一体的に提供する。
日本政府観光局(JNTO)の観光案内所認定制度の「カテゴリー3」に登録し、西日本ナンバーワンの案内所を目指す。設置、運営の財源には、大阪府が2017年1月から導入する「大阪府宿泊税」を活用する。
既存の大阪観光案内所と鉄道案内所を中央改札正面に移設し、約2倍のスペースに拡張する。新たに中国語や韓国語による観光案内、旅行時のトラブルなどに関する総合相談の実施など、案内機能を強化する。近年課題となっている旅行者の病気、災害時の相談などにも対応する。
営業時間は一部サービスを除いて、午前7時から午後11時まで。
また、隣接する日本旅行TiS大阪支店内には外貨両替所などが設置される。