
インターネットサービスプロバイダのBIGLOBE(ビッグローブ)は9日、ユーザー投票によって人気の温泉地や温泉宿を決める「第14回みんなで選ぶ温泉大賞」を発表した。東の横綱に草津温泉(群馬県)、西の横綱に別府温泉郷(大分県)がそれぞれ選出された。
同賞は日本国内の温泉地と温泉旅館、ホテル(温泉宿)を対象に、ウェブサイトとスマートフォンアプリによりユーザー投票を実施し、得票が多い順にランキング付けするもの。今回の選出で草津温泉は14年連続での東の横綱、別府温泉郷は7年連続での西の横綱となった。
旅館ホテル部門では、東の横綱に5年連続であさや(栃木県・鬼怒川温泉)、西の横綱に2年連続で蓮(兵庫県・神戸みなと温泉)が選ばれた。今回から新設された旅館ホテル部門内の満足度ランキング「バリアフリー」カテゴリーでは、白玉の湯 華鳳 別邸 越の里(新潟県・月岡温泉)が1位に選ばれた。
今回の結果について同社は、「コロナ禍が続いたことを受けて、家族で過ごす時間を大切にできる温泉施設が好評だった。温泉訪問回数についても、前年は『0回』が30%だったが、本年の調査では3%へと激減し、『1、2回訪れた』人が49%まで増加したことからも、温泉を楽しむ人の数が回復した」と分析している。