
入会認定証を手にするレ・クレドールジャパンの住吉会長(左)と、東武タワースカイツリーの佐藤主任
東京スカイツリー(東京都墨田区)を運営する東武タワースカイツリーはこのほど、ホテルのコンシェルジュのネットワーク組織「レ・クレドール」の日本組織「レ・クレドールジャパン」(住吉真矢子会長・パレスホテル東京)に入会した、と発表した。
レ・クレドールは1929年にフランス・パリのグランドホテルのコンシェルジュ11人が設立。現在は、45の国と地域約4千人の会員により構成。年一度の国際大会開催のほか、さまざまな会合を世界各地で催し、会員同士のネットワーク構築とコンシェルジュのための勉強プログラムを行っている。
また、レ・クレドールジャパンのメンバーは、日本コンシェルジュ協会(岡西昭子会長・札幌グランドホテル)にも属し、ホテルコンシェルジュや関連企業の会員と月一度の定例会を通じて、幅広いネットワークを構築。東武タワースカイツリーでは併せて、この日本コンシェルジュ協会への入会も果たした。
レ・クレドールジャパンは「名誉会員」「会員」「アフィリエイト」の3種があり、東武タワースカイツリーはレ・クレドールジャパンの活動に賛同する企業、団体が入会できるアフィリエイトへ法人としての入会が認められた。
東武タワースカイツリー運営部主任の佐藤彩子氏は「来年のラグビーワールドカップや、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、訪日外国人の増加が予想される中、一流のコンシェルジュとのネットワークを築き、東京スカイツリーのサービス向上を図る」と話している。