東武タワースカイツリーが運営する東京スカイツリー(東京都墨田区)は、隣接する東京スカイツリータウンの東京スカイツリーイーストタワー8階にある千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパスと連携し、体験型の修学旅行を誘致している。
同キャンパスは、研究活動を通じて生まれた最先端技術を応用した体験型アトラクションゾーンで、未来体験ツアーを提案する。
未来体験ツアーは、300インチの巨大スクリーンによる宇宙の誕生から現在までの138億年を大迫力の映像と音響で紹介する3Dシアターからスタート。その後、エリア1に移動し、福島第一原子力発電所に投入されている災害対策ロボットの操縦の実演や、人工知能が約30万枚の写真を学習した結果を可視化できるコーナーなどを体験。エリア2では、惑星探査研究の成果を応用したアトラクションなどを体験する。約1時間のコースとなっている。ツアーガイドは、同キャンパス館長の金子和弘氏をはじめ、千葉工業大学で学ぶ学生が務める。
ツアー料金は無料(東京スカイツリー展望台入場料金は必要)。期間は、11月15日から来年3月15日までと来年6月15日から7月15日までの平日。
申し込み・問い合わせ先は、東京スカイツリー団体予約センターTEL03(3626)0634。
災害対策ロボットを操縦する金子館長