東京スカイツリータウンのすみだ水族館は、アニメ映画コラボ企画展「未来のミライ×すみだ水族館 小さな世界の、大いなる命の物語。」を開催する。
映画「未来のミライ」の中では、無数のカージナルテトラの群れが泳ぐ美しい情景が登場します。そのシーンは細田守監督が、すみだ水族館で展示されているアクアデザインアマノが手がけた「自然水景」の水槽から大きなインスピレーションを受けて完成したものです。
本企画展では、この美しいシーンを特別編集版として高さ約7メートルのエントランスの壁面で上映するとともに、「自然水景」にある幅7メートルの大型の水槽に、2000匹のカージナルテトラを新たに加え、映画のシーンさながらの美しく迫力ある水景を目の前でお楽しみいただけます。さらに、映画のシーンを想起させる期間限定の特設水槽も登場し、まるで映画の世界に迷い込んでしまったような追体験をすることができます。特設水槽のそばには、美しい水景を思わせる背景美術が描かれた映画の貴重な原画や絵コンテを展示し、「自然水景」の水槽と比較しながらご覧いただけます。
また、美しい水景をイメージした限定メニューや、映画「未来のミライ」関連のグッズを扱う特設コラボショップも期間限定で登場します。
この夏は、「自然水景」と「未来のミライ」の魅力をご堪能ください。
■「未来のミライ×すみだ水族館 小さな世界の、大いなる命の物語。」 概要
【展示】 2000匹のカージナルテトラが泳ぐ「自然水景」
幅7メートルの大型の水槽に、2000匹のカージナルテトラを新たに加え、映画さながらの美しく迫力ある水景を目の前でお楽しみいただけます。また、今回の企画展のためにアクアデザインアマノが映画をモチーフに手がけた特設水槽も期間限定で展示します。細田守監督がインスピレーションを受けた「自然水景」の水槽群には、水草と魚たちの命を巡る営みが溢れています。
展示期間:2018年7月13日(金)~9月17日(月・祝)
展示場所:6F「自然水景」
【展示】 映画「未来のミライ」特別資料展示
実際に絵筆や鉛筆で描かれている背景美術やレイアウト、細田守監督自らが描いた絵コンテなどをオリジナル素材で展示します。美しい水景を思わせる映画の貴重な資料を、実際の水槽とともにご覧いただけます。
開催期間:2018年7月13日(金)~9月17日(月・祝)
開催場所:6F「自然水景」
【展示】 細田守監督映画のアートワークを集めたグラフィカル・ツリー
これまでに公開された細田守監督の映画のアートワークを集めたグラフィカル・ツリーです。最新作「未来のミライ」はもちろん、「時をかける少女」、「サマーウォーズ」、「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」といったお馴染みの細田守監督作品から、記憶に残る数々の名場面を一挙にご覧いただけます。
開催期間:2018年7月13日(金)~9月17日(月・祝)
開催場所:6Fテラススペース
【映像】 オリジナル大型映像の投影
高さ約7メートルの吹き抜け空間の壁面に、細田守監督のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」が本企画展のために特別編集した「未来のミライ」特別映像を投影します。
展示期間:2018年7月13日(金)~9月17日(月・祝)
展示場所:5Fエントランス
【ペンギンカフェ】 「未来のミライ」コラボシェイク
映画「未来のミライ」のストロータグが付いた、美しい水景をイメージしたブルーハワイ味のバニラシェイクです。水槽を泳ぐ魚の群れに見立てたブルーゼリーの食感をお楽しみいただけます。
販売期間:2018年7月13日(金)~9月17日(月・祝)
販売価格:600円(税込み)
開催場所:5Fペンギンカフェ
【ショップ】 期間限定コラボショップ
すみだ水族館と「スタジオ地図」がコラボレーションした期間限定のショップです。アクアデザインアマノのカージナルテトラが泳ぐ水景を紹介した書籍や、細田守監督映画の関連グッズなどを販売します。
開催期間:2018年7月13日(金)~9月17日(月・祝)
開催場所:5F出口ショップ
《細田守監督最新作 映画「未来のミライ」とは》
『未来のミライ』は、甘えん坊の4歳の男の子くんちゃんと“未来からやってきた妹”ミライちゃんが織りなすちょっと変わった“きょうだい”が、過去から現在そして未来をめぐる家族と命の物語です。本作は第71回カンヌ国際映画祭開催期間中の「監督週間」にアニメーション作品として唯一選出、公式上映され、さらにアヌシー国際アニメーション映画祭2018長編部門コンペティションにも選出されるなど、日本国内はもちろん世界中でも大きな注目を集めています。
2018年7月20日(金)全国ロードショー 監督・脚本・原作/細田守
キャスト/上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司 / 福山雅治
音楽/高木正勝 オープニングテーマ・エンディングテーマ/山下達郎
作画監督/青山浩行、秦綾子 美術監督/大森崇、髙松洋平 プロデューサー/齋藤優一郎 企画・制作/スタジオ地図
【物語】小さな庭から時をこえる旅へ―それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。そんな時、くんちゃんがその庭で自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、“未来からやってきた妹”、ミライちゃんと出会います。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。それは小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
待ち受ける見たことない世界。そして、初めて知るさまざまな「家族の愛」の形。さまざまな時間を経て、ささやかな成長を遂げていく、くんちゃん。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?ミライちゃんがやってきた本当の理由とはーー
<映画公式サイト URL> http://mirai-no-mirai.jp/
映画「未来のミライ」のビジュアルご利用の際は、クレジットとして「©2018 スタジオ地図」と記載ください。
《「水のきらめき~自然水景~」とは》
「水のきらめき~自然水景~」は、水槽の中に自然さながらの水中景観を創造することをコンセプトとした水草レイアウトです。自然の河川や湖沼にならい、水槽の中に流木や石を配置し、水草を繁茂させることで、その環境を再現しています。また、「水のきらめき~自然水景~」の中には生態系の仕組みが息づいており、水草が光合成を行って成長することで、魚や微生物へ酸素を供給し、生態が水質を浄化しています。この生態系の仕組みによって、水草はより美しく繁茂し、魚たちも健康に暮らすことができるのです。そして私たちは、自然に近い環境の中で、魚たち本来の姿を観察することができます。バリエーションに富んだ「水のきらめき~自然水景~」をご覧ください。(~水のきらめき~自然水景ゾーン解説パネルより)