オフィスやブランドショップが立ち並ぶ東京・丸の内で3日、盛岡市の夏の祭り「盛岡さんさ踊り」の演舞が行われた。盛岡市などが主催した観光資源、物産などを紹介するイベントの一環。軽快な太鼓のリズムに誘われ集まった人々に、「魅力あふれる盛岡に来て」とPRした。
ミスさんさ踊りの2人を中心に、さんさ踊りの特徴である赤布を巻いた太鼓と花笠をつけた踊り手が元気に踊りを披露。昼どきだったこともあり、威勢の良い祭囃子の声にひかれた多くの人が祭りの熱気を楽しんだ。
盛岡さんさ踊りは、昨年ギネスブックで「和太鼓同時演奏」世界一に認定された「大太鼓パレード」や会場全体を使った「大輪踊り」などが繰り広げられる迫力ある祭り。一般の観光客も自由に踊りに加われる輪踊りも実施し参加型の祭りとして観光客を楽しませている。
今年は8月1〜4日に開催。盛岡市商工観光部観光課の横田信之氏は「多くの観光客に祭りに来てもらい、実際に踊ってさんさ踊りの魅力を味わってほしい」と話す。
演舞を行った観光物産PRイベント「盛岡デー・イン・東京」は今年で3回目。6月27日〜7月6日の日程で、同県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」、品川や板橋のショッピングセンターを会場に観光&ブランド展を開いた。
ミスさんさ踊りらが演舞を披露した