東京都ホテル旅館生活衛生同業組合青年部は5月23日、ビジネスホテルやシティホテルの客室で、宿泊客に対して美容エステやリラクゼーション整体などのマッサージサービスを提供しているANZコーポレーション(東京都台東区)を講師に招き、「ホテルリラクゼーションの現状と運営」をテーマに勉強会を開催した。
ANZコーポレーションは、首都圏を中心に全国約150の施設でサービス提供している。実際の現場での運営実態や施術業を取り巻く環境について、具体的事例を交えた約2時間の勉強会を行った。
現場責任者による簡単なセルフマッサージの紹介コーナーでは、講師の実演を参考に参加者全員が手技の体験をした。
最近ではインバウンド旅行者の利用も増加しており、全売り上げの約1割がインバウンド旅行者からのオーダーとなっている。多言語でのメニュー設置にも対応し、さらなる集客増を狙う。
同社の嶋津顕社長は、「さらなる業務拡大を図ることで、全国で最新技術を適正価格で提供できる体制を盤石にしていきたい」とした。